欲望アルゴリズム

REID_RGBの雑記です。

結目ユイ No.5 僕達にできたのは、ゲームを買う事だけだった

こんばんは、バ蠱毒沼にどっぷりREIDです。本当はこんなはずではなかったんですけどね。
さて、昨晩、ついに蠱毒の予選が終わってしまいました。ついに、予選の順位が決定してしまった。上位5名、そして審査員特別賞、通称出来レース枠を含めた結果発表を待つのみ。

この蠱毒に散っていく者達、そしてそのファンは何を思うのか。はい、この蠱毒に飛び込んだ事は後悔はしてなくとも。悪い、やっぱ辛ぇわ……

というわけで、今回は結目ユイ005、通称ユイ姉を追った一人として思い出を語っていこうと思います。

 

網羅的な証言については、以下の記事が詳しいのでそちらに任せるとしましょう。
www65.atwiki.jp

 

そういえば結局、彼女を追い始めた大きな理由である閑話休題量子力学の一つしか聴けなかったんですよね……でも、光の粒子性の例に「日焼け」を挙げてたのが、とても身近で良い説明だった。僕みたいなのはいきなり二重スリット実験について語りがちなんですが、彼女は違ったんですよね。リスナーに合わせてちゃんと語れる、これってやっぱり凄い事なんですよ。

さて、前回の記事でも述べたわけですが、彼女は博識さもさることながら、その類稀な"熱量"がとても魅力的な方でした。文学にもゲームにも。

自作の小説を朗読し、そしてその解説を饒舌に、楽しそうに行ってくれたのはやはり記憶に強く残っています。

小説を書いた理由が
「(ニッチなシチュエーション)な女の子って可愛いだろうな!」
という所に帰結しがちな所が、情熱の迸りを感じて好きだった。好きだから書く。だから楽しそうに語る。だから彼女は素敵だったんです。あ、詳しいシチュエーションの内容はwikiを見ればわかりますよ。

彼女の熱量の最たるエピソードは児童文学、ミヒャエル・エンデ「モモ」のオールナイト朗読配信。360ページを朗読するという狂気の試み。詳細はwikiが詳しいかな。

 

さて、そんな状態で迎えた予選最終日、昼の放送。予選ラストの配信。此処で勝負が決まる、いうなればこのハコが勝負どころ、って奴ですね。
再びのゲーム語りは「ゲームである意味」について。1ゲーマーとして納得させられる熱い持論を語ってくれました。そうですよね、YouTubeで観て満足なら、ゲームである必要がないんですよ。自分で遊んでこそのゲーム。頷かずにはいられない。

あ、すばらしきこのせかいの楽曲、gameoverも好きってまじですか本当ですか。好きな曲が合致しすぎて本当に握手……うれしかった……Three minutes clapping歌ってるの聴きたかったなぁ……

そして先日、彼女オススメのポケダン空の探検隊を買った報告も出来た。ピカチュウにあなをほるがオススメなんですよね、覚えてますよ。

続くは自作小説の朗読。そして最後を締めくくった
「無題(結目ユイの結目ユイによる結目ユイのためのファイトソング)」
は、一度聴いただけで耳に残る素敵なメロディーラインの曲でした。とても綺麗なファイトソング。
そして、歌詞もまた、蠱毒の中に飛び込んだ我々にとっては心に響くもので。
涙ぐみながら、最後の配信を終えたわけです。いや、本当に、泣けてしまったんですよ。そういうガラじゃあないはずなのに。

 

 

そうして予選最後の配信を終えた所で、ユイ姉の順位はボーダーラインギリギリの5位。
6位に10万pt以上の差をつけたものの、終了直前の追い上げが待っているという油断ならない状況。そして、TL各所で観測される、タワー10本=10万円=12万ptの課金砲、通称ドンペリタワー。一人の重課金者が現れるだけで、この状況は吹き飛んでしまう。

祈りを捧げ、胃を痛める仲間達。

 

 

 

 

そんな所に、まさかの最下位であった結目ユイ No.7に
タワー33本=33万円が投下され、1位に

 

 

 

 

絶望のドンペリタワー。この後に配信がない以上、もはやタワーを立て返すことさえも出来ない。これで終わり……これで終わり……

そう思っていた所に、予選終了直前にもう一度だけ放送が出来る、との報が。

 

微かな希望。しかしそれでも、札束で殴り合う戦争の舞台に立てただけ。この企画の地獄性の一つは、ドンペリタワーを立てても、参加者には一銭も還元されない運営の所業。ユイ姉を本選に通すためには、この蠱毒を作り上げた運営に金を吸い上げられてまで戦わなければいけない。地獄ですね。多大な犠牲を払って此処で勝利したとしても、本選で勝てなければ、そして最終面接に受からねば僅かな先延ばしに過ぎない。

もう少しだけユイ姉の配信を聴ける。それは嬉しい、だけども……やはりお通夜ムードは変わらず。

 

 

 

 

 

そしてこれが、予選終了直前の配信を控えた彼女の言葉です。

 

 

「皆さんにゲームを買って欲しいです」

 

ゲームを買って欲しい。自分が勝ち残るよりも、僕たちにゲームを買って欲しい。
彼女はそう言ってくれた。僕はそう言ってくれると考え、昼の配信に先立ってポケダンを注文し、それを報告していました。あの時はこれがラストチャンスになりかねないと思っていたので。

ゲーム好きなら、あれだけ熱くゲームを語ってオススメ出来る人間なら、きっと、好きなゲームを誰かが遊んでくれるのは、不毛な戦いを繰り広げられるよりよほど嬉しいだろう。
勝手ながら、一人のゲーム好きとして共感せずには居られなかった。同じくゲームを愛するものとしての信頼があった。すばらしきこのせかいで握手できた。だからきっと。きっと、彼女のこの言葉は本心なのだろう。

そして僕はポケダンを買う時、大前提として「面白そう」だと思い、「楽しむために」買いました。せめてもの手向け……と、そういう側面が無いとまでは言えませんが、ゲームを愛する者としてゲームを買いました。僕のためにゲームを買いました。それで彼女が少しでも喜んでくれたなら、それはとても嬉しいことです。彼女の"熱量"に報いる事って、きっとそういう事なんだと思います。そうあって欲しい、が正確かも知れないけども。ゲームだけでなく文学や音楽、何かを好きだって事が溢れていた彼女の配信には、ゲームを好きだって事で応えたかった。それだけ、たったそれだけしか、できなかった。

空の探検隊、きっと面白いんでしょうね。ユイ姉だけじゃなく色んな人が名作だって言ってくれてましたよ。蠱毒が終わればスマブラが控えてるからプレイするのは後になっちゃうかも知れないけど、遊ぶのが楽しみだ。クリアしたら感想を書きたいな……

 

そして迎えた、アフター放送。

 

ゲームを買って欲しいとの言葉にも関わらず何故か量子力学タワーが1つ立つものの、大勢には影響なく。
平常運転とも言うべきゲーム語りの後、最後に彼女は「夢」を語ってくれました。
彼女の夢は、思い描く未来は、僕にとってもそうあって欲しい未来で。
未来で会いたいものですね。ゲームを買う事しか出来なかったけど、応援してます。

そして最後は、打ち上げがてらのアフタートーク

ひたすら好きなゲームを語り、視聴者側からもオススメの作品を挙げていく。基本的にはそれだけの配信。時々バッサリ切り捨てる所はバッサリ切り捨てていくのがいいんですよね。刀剣乱舞はゲームじゃない(でも好き)とか。カービィは壮大になりすぎないほうがいい、食い物を盗まれてとかそういうのでいい、とか。ゲームに対する持論の強度、これが信頼出来る。

 

 

彼女オススメ、ないし語る事となったラインナップはwiki参照で。最後は、何故か勢いで当日発売のペルソナQ2の開封をやる流れになり、時々限界オタク化する声を見守り。そして視聴者側からオススメ作品を挙げて終了。でも、最後になにか挙げよう!って思っても咄嗟にあげられないんですよね……

 

[この辺までは、順位決定したその日の夜に書いたものです。
この先は、審査結果発表の当日に書いたものです]

 

 

 

 

 

そして翌日昼に昼休みを使って最後の配信。正真正銘、最後の最後。

相変わらずのゲーム語りで、これで最後と言わんばかりにハチャメチャに語るユイ姉。特にP3。迸る愛。まずは映画版がオススメらしい。というかアイギスちゃん、P3のキャラだったんですね。あと,P3には頼れる先輩キャラがいるらしい。頼れる先輩キャラすきなんだ。
増えていくウィッシュリストとウォッチリスト。そして、ついに配信を終えて……

ロス状態になるファン達。完全なるお通夜ムード。

 

そして、18時の予選結果発表。

一応、出来レース枠として疑われている「特別審査員枠」があり、それに選ばれれば本戦出場出来るのだが……そもそも運営への信頼はゼロ。ユイ姉の良さが分かるような運営だったらこんなバーチャル蠱毒になってないよ。

そういうわけで、誰もが諦めていました……………

 

 

 

 

 

ウワーッ!!!!!!!!!特別審査員枠ー!!!!!!!!!!

沸き立つファン達

 

 

 

 

 

 

 

これからもユイ姉のお話が聴けるー!!!!!!!!!!!!!!!やったー!!!!!!!!!!!!!!!

 

落ちる前提で記事を書いていてすみませんでした。いや、本当に運営の特別賞がマジで救済になるとは思って無くて。本当にびっくりしています。でも嬉しい。でもごめん。本当にごめん、落ちる前提でこんな文章を書いてしまった。だって運営あの運営がこういう救済してくるとは本当に思ってなかった。今生の別れみたいな調子で書いた部分はそのまま、生き恥をさらすつもりで公開させて頂きました。笑ってくれよ。

とにかく本選も応援していこうと思います。ヤッター!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ありがとうユイ姉ー!!!!!
みんなー!!!!!!本選もゲーム買うぞー!!!!!!!!!!!!!!!

 

余談なんですが、

 

 

 

悔しいけど面白いですよ、結目ユイ No.7。ユイ姉が6位になったのは、彼女が札束でしばかれた結果なんですけど、そこでこんなリプ送ってくるんだからあまりにもあんまり過ぎて笑ってしまった。ちゃんと前後の流れまで追え。でもあの時はちょっと楽になったよ、ありがとう。