欲望アルゴリズム

REID_RGBの雑記です。

「当事者になってよかった」 九条林檎 No.5に感謝を

2018/12/05 20:00
『最強バーチャルタレントオーディション極』通称『バーチャル蠱毒』本選、終了です。

つまり、応援する側としての戦いはこれで終わり。人事を尽くして天命(運営)を待つ。お疲れ様でしたー。というわけで、色々思い返しながら感想です。
選考結果が出ていないのに気が早いかもしれませんが、現時点での結論を述べるなら、「当事者になれてよかった」という事です。飛び込んで正解だったという事です。

応援する側としてこの蠱毒に飛び込んで、時間的体力的精神的にしんどい思いも相当にしてきたわけですが、それに見合うモノはあった。それは自信を持って断言できます。運営は許さないけど。

 

僕にとっての始まりは、九条林檎 No.5様のエゴサ蠱毒の中を興味本位で覗き込んだ所を、彼女に思いっきり引きずりこまれてしまったわけですね。

reid-rgb.hatenablog.com

 

僕には今となっては複数の推しが居ますが、それでも彼女、九条林檎 No.5様はこのバーチャル蠱毒を象徴する存在と言って過言ではないでしょう。彼女に魅了され蠱毒に飛び込んでいく過程はとても良い思い出でした。この世知辛い世の中で、優しく気高く強い上位者に尻尾振ってついていくことができるなんて、夢にも思いませんでしたよ、本当……ハーフヴァンパイア領主様に尻尾振るの楽しい……そうですそういうのが好きなんですハイ。

 

さて、林檎様の本選最後の配信は歌配信。以下が曲のリストです。

蠱毒テーマソングとも言える「地獄でなぜ悪い」。実はこの曲、この企画の割と最初の方に僕が(もしかしたら他の人も)リクエストした曲だったり。以前の配信でも軽く触れてくれて、それで消化されたと思ってたのではい。びっくり。
この世を「此処は元から楽しい地獄だ」だと、「嘘で何が悪いか」「作り物で悪いか」と虚構を肯定する。そんな底抜けに明るい曲。曲の雰囲気こそ林檎様には似合わないかも知れないけど、この蠱毒を、地獄を進み受肉を目指す林檎様が歌ってくれるのだから感情が溢れてしまう、堪らないわけです。元々好きな曲なのもあって感無量。

そして、1時間前ぐらいにリクエストしたら通ってしまった「Shangri-La」。二曲投入してごめんなさい。通ってしまったって事は意外とリクエストが少なかったんですかね。曲の雰囲気も内容も似合うと思った。ファフナーの綺麗な地獄感とか諸々……単純に好きな曲なのもある。結構知識広いから知ってたらいいなぁ、直前だしダメだったらダメでいいや、そもそもリクエスト沢山来そうだし……と思ってのリクエストです。これが、知らない曲をわざわざ直前に練習して歌ってくれたようで……「我々はディナーです 見返りは求めません」と復唱させておいて、しっかりリクエストに答えようとしてくれるんですよ林檎様……そんな事されたら尻尾振ってついていくしかないじゃないですか……

そしてラストを飾った「ワールズエンド・ダンスホール」と「シュガーソングとビターステップ」。どちらを歌うか投票機能に委ねた結果の50%同率で両方歌うという奇跡。林檎様、やはり持っているお方である。

ワールズエンド・ダンスホール」の、手を引きダンスへと誘うその歌詞が、我々をこの蠱毒に引きずり落とした林檎様を彷彿とさせるわけです。その終末感も、散る際は華々しく散る様を見せつけようとする林檎様と合致していてですね……

そして最後を飾った「シュガーソングとビターステップ」。
アニメ「血界戦線」のEDで繰り広げられた馬鹿騒ぎにラインダンスが記憶に残る、最高に明るいナンバー。林檎様を取り巻く狂騒、蠱毒の中でのお祭り騒ぎを締めくくるに相応しい爽やかなフィナーレでした。こんな悪趣味なイベントで、祭り騒ぎのように、画面の前で気持ちよく歌って身体を揺らして終わる事が出来るとは……

 

そして本選終了後の追加イベントとして、本戦に残った九条林檎が持ち回りで配信をする非公式企画「九条家の食卓」も開催されて。

同じ肉体を争いあう立場にあったはずの九条林檎がコメント欄で一同に介し、和気あいあいと配信を繰り広げる。デスゲーム、蠱毒と揶揄されていたこの企画で、こんな光景が見れるとは。
楽しい時間は一瞬にして過ぎてしまい、祭りの終わりを感じさせたわけですが、こうして九条林檎達が団欒している姿を見ると、誰が勝ち残っても後腐れはないな……と、そういう、救われた気持ちで本選を締めくくる事が出来たわけです。これは、このバーチャル蠱毒に飛び込んだ際には全く予想もしていなかった、上々のエンディングと言うべきでしょう。企画発案者のNo.9、通称Q様に感謝。

他にもユイ姉関係やスリー様関係、あとユイナナ周りの騒動など語りたい事は沢山あるのですが、ともあれ僕は、この本選を終え、応援する側としての戦いを、割と穏やかな心で迎える事が出来たわけです。そして思い返せば、短くも素晴らしい体験が確かにそこにあったし、この蠱毒が終わった後に繋がる物も残った。だからこそ、今こうして思っているわけです。

 

「当事者になってよかった」 と。

 

そのきっかけは、僕をこのバーチャル蠱毒に引きずり込んでくれた林檎様に他ならず。彼女のfavがなければきっと、僕は遠巻きに蠱毒を眺める傍観者のままで、こんな輝きに出会う事はなかったでしょう。
だから、彼女に改めて感謝の意を示そうと思います。

 

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エモーショナルをありがとうございました。